4スタンス理論 × 乗馬 応用編

タイプ別で変わる!
4スタンス理論×乗馬
パワーポジションガイド

あなたの体に合った騎乗姿勢が見つかる

この記事は応用編です。まだ基礎編を読んでいない方はこちらから → 基礎編を読む
01

なぜ乗馬に4スタンス理論?

「もっと背筋を伸ばして」「かかとを下げて」――その指導、あなたの体に合っていますか?

「正しい騎乗姿勢」は一つではなく、タイプの数だけ存在します。

画一的な指導で「なぜかうまくいかない」のは、タイプとは違う動き方を求められていたからかもしれません。

RECAP ── 基礎編おさらい A/B = つま先/かかと重心、1/2 = 内側/外側重心
クロスA1, B2)= 対角線連動、パラレルA2, B1)= 同側連動
5ポイント = P1首付根, P2みぞおち, P3股関節, P4膝, P5足裏
02

タイプ別の騎乗の形

騎乗姿勢の違いは、「固定するポイント(軸)」と「動かすポイント(可動)」が逆になることで生まれます。

A-TYPE

Aタイプの騎乗

= P1(首付根), P3(股関節)

可動 = P2(みぞおち), P4(膝)

上半身と下半身の「端」を固定し、間をしなやかに使う

B-TYPE

Bタイプの騎乗

= P2(みぞおち), P4(膝)

可動 = P1(首付根), P3(股関節)

体の「中央」を固定し、上下の端で動きを吸収

P1 軸 P2 可動 P3 軸 P4 可動
A-TYPE
P1 可動 P2 軸 P3 可動 P4 軸
B-TYPE
03

手綱の握り方(A vs B)

ペンを持つとき、指先でつまむ?手のひらで包む?
A-TYPE

指先(指の腹)で手綱を握る

繊細なコントロール。ペンを指先でつまむ感覚。

ペンを指先でつまむ感覚
B-TYPE

手のひら全体で手綱を包む

安定感のあるホールド。バッグの持ち手を握り込む感覚。

バッグの持ち手を握り込む感覚
FINGERTIPS
A-TYPE: 指先で握る
PALM GRIP
B-TYPE: 手のひらで包む
04

肘・脇の締め方

「脇を締めて!」でうまくできる人とかえって窮屈になる人がいる
A-TYPE

肘を締める

前腕〜手先の操作がしやすくなる。

B-TYPE

脇を締める

肩甲骨まわりが安定。

ELBOW
A-TYPE: 肘を締める
ARMPIT
B-TYPE: 脇を締める
05

鐙の踏み方(A vs B)

立ち上がるとき、つま先に力が入る?かかとに体重が残る?
A-TYPE

つま先側(母指球付近)で踏む

足の前方に重心を乗せて鐙を踏む

B-TYPE

かかと寄り(足の中央〜後方)で踏む

足の後方に重心を乗せて鐙を踏む

FOREFOOT
A-TYPE: つま先側
HEEL AREA
B-TYPE: かかと側
06

骨盤の使い方(1 vs 2)

1-TYPE

骨盤前傾約40度

深く座る感覚。お尻の前側で座るイメージ。

2-TYPE

骨盤前傾約20度

やや立てる感覚。坐骨を鞍にしっかり当てるイメージ。

40° 深く座る
1-TYPE: 前傾40°
20° やや立てる
2-TYPE: 前傾20°
07

顎の引き方(クロス vs パラレル)

PARALLEL (A2, B1)

顎は真下(垂直方向)に引く

首をまっすぐ。視線はやや遠く。

CROSS (A1, B2)

顎は斜め下(のど元に向かって)

首にわずかなカーブ。視線はやや手前〜中距離。

08

まとめ

タイプ別 騎乗ポイント一覧

A-TYPE 指先で手綱、肘を締め、つま先側で鐙。軸は首付根と股関節。
B-TYPE 手のひらで手綱、脇を締め、かかと寄りで鐙。軸はみぞおちと膝。
1-TYPE 骨盤前傾約40度。深く座る感覚。
2-TYPE 骨盤前傾約20度。やや立てる感覚。
PARALLEL (A2, B1) 顎はまっすぐ引いて頭頂を伸ばす。
CROSS (A1, B2) 顎はのど元に向かって斜めに引く。

「うまくいかない」のは下手なのではなく、
タイプとは異なる動き方を求められていたから。